家を暑さや寒さから守るために欠かせない断熱材ですが、その種類はさまざまです。
住宅に使われる断熱材は素材や製法によって大きく3つに分類されます。
お家の断熱は生活コストに直結する重要な要素を占めており、長く快適に住み続けるためにはそれぞれの特徴を知った上で、お家づくりを進めることが重要です。
Foamed plastic
発泡プラスチック系

ビーズ法ポリスチレンフォーム(EPS断熱建材)
ビーズ法ポリスチレンフォームは、「Expandable Poly-Styrene」の頭文字をとって「EPS」と呼ばれており、ドイツで生まれた代表的な発泡プラスチック系の断熱材です。
ビーズ法ポリスチレンフォームは、ポリスチレン樹脂と炭化水素系の発泡剤からなる原料ビーズを予備発泡させた後に、金型に充填し加熱することによって約30倍から80倍に発泡させて作られます。
また、金型を変えることでさまざまな形状の製品を作ることができます。
押出法ポリスチレンフォーム
押出法ポリスチレンフォームは、ポリスチレン樹脂に炭化水素などの発泡剤を加えて押出成形されます。
製品は、板状の形状となります。
ウレタンフォーム
硬質ウレタンフォームとは、ポリウレタン樹脂に発泡剤を混ぜて作られる発泡プラスチック系断熱材です。
ボード状の断熱材のほかに、充填式(現場発泡)のものもあります。
フェノールフォーム
フェノール樹脂に発泡剤や硬化剤を加えて成形。長期的に安定して断熱性能を保つという特徴があります。
石油系の中では防火性に優れ、炎を当てても煙や有害ガスをほとんど発生しません。
形状はボード状のほか、金属板や石膏ボードなどとの複合パネルもあります。
Fiber
繊維系

グラスウール
ガラスを熔解して繊維状にし、接着材を吹き付けて成形した断熱材です。
グラスウール板は国に不燃材料として認められていて、形状はボードやマット状、バラした綿のようにした状態などがあります。
ロックウール
玄武岩や鉄鋼スラグ(製鉄時の副産物)などを溶かして繊維状にした断熱材です。
グラスウール同様不燃材料と認められています。
形状はボードやマット状、バラした綿のようにした状態などがあります。
セルロースファイバー
新聞の古紙などを粉砕して綿状にした断熱材です。
綿状で、施工方法は吹き込み(雪をつもらせるように敷きつめる)と、吹きつけ(壁などに直接固着させる)があります。
インシュレーションボード
材木に熱を加えて繊維状になるまで解きほぐし、合成樹脂や接着剤を混ぜた後、乾燥させて作る木質の建材です。
軟質繊維板ともいわれます。
主に天井材や壁材に利用されます。
Natural material
天然素材系

羊毛(ウール)
形状はマット状かバラした綿のようにした状態があり、自然系の中では安価で、最近よく使われるようになってきています。
炭化コルク
バージンコルクやワイン栓に使われるコルクの残りなどを再利用して作られる、天然コルク100%の断熱材です。コルクの粒を型にはめ込み、高温の蒸気加熱と圧力を加えて生産されます。
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